20160517
一度本を読み始めると寝食などほっぽり出して読み耽ってしまう。
毎日コツコツ少しずつ、とか
何冊かを並行して、とかできなくて
一冊一気に読むものだから、なんかこう…
毎晩寝る前に少しずつ読み進める、とかいうのに憧れます。
最近は昔のようにばんばん本が読めて幸せ。
本から離れざるを得なかった日々が続いてましたが、何を隠そう、わたしは本のおかげで何とかここまできたようなものですから。
救いようのない馬鹿だったのが何とかなったのは、本屋さんだった祖母の実家、そして大叔父のおかげだと思っています。
大叔父もその本屋さんも今では亡くなってしまいましたけれど、ちゃんと言葉にして伝えれば良かったな、って後悔ばかりが残っています。
思えば会う度本をくれるばかりであまり言葉を交わしたことなんてなかったな。
貰った本の色んな話をすればよかったな、感謝の思いを言葉にすればよかったな、なんて今更思ったところでどうにもならないんですけど。
罪滅ぼしのつもりか、ここ近年では祖母をはじめ色んな人に大叔父への感謝話をしている。
この話もそうと言えばそうなのだけど、
我が身を振り返ってみると、
本人じゃなくて他の人にその人の話をすることがとても多い。
それというのも、本人に対してはどうにも照れくさいからなんですが。
好きな人の話は他の人にしたくなる。
本人に対してはいつも、例えば友人なら
「君のこと実は大事な友達だと思ってるんだよ」なんて言うわけないじゃん!ばっかじゃねえの!みたいなカンジだもんで、
多分好意なんて表に出てない。
(若しかわたしが意識してないだけで、
他の人には見え見えだったならわたしは恥ずかしさで死んでしまいます)
だから、わたしの好きな人たちは、
もしかしてわたしの好意には気づいてないのかもしれない。
でもそれならそれでいいんだ。
好意を表に出せるほど、照れは捨てきれないからね。
ただ、本人のあずかり知らぬところで他の人に何かその人の話をしていたとして、
それは陰口の類、悪口でも嫌味でもなくって、純粋にその人の話を誰かにしたいからだってことだけ、
分かっててもらえたらいいんだけど。
あぁ、何だかあまり人にはしてない話をしてしまったな。
こんなの知ってる人に見られたらにやにやされてしまいそうだけど、
幸いにして見ている人もいないから、きっとこれからもバレないだろう。