20171007

 

弔事・慶事というものは様々な人が集まるものだからえらく気を使う。

 

「今話しているこの人は誰なのだろう」と思いながら応対していると、早くSF世界の技術が展開されて今話している人のデータが表示されるようになってくれ、頼むから、という気持ちになる。

一体誰なんですかあなたは。

共通のエピソード、何かありましたっけ。

 

人物のデータの表示機能、例えば相手の名前をど忘れしてしまった時などにもいいな。

 

20171005

 

十五夜は終わったけれど今日も月が格別に綺麗でしたね。いい季節です。

 

そうして今週はいきなり冷え込むようになった。

いつの間にか最低気温は一桁になって、朝は凍えながら目を覚まし、震えながら布団で暖気する日々が始まってしまったわけである。

寒いと空気が澄むから良いけれど、朝ますます起きられなくなってしまっていけない。今もだんだんと温度が奪われている。

朝目を覚ました時の顔の冷たさに慄く日々が迫り来る。

 

 

20171004

 

十五夜でしたね。月がとっても綺麗で、何度となく眺めていた。

 

夏目漱石の「月が綺麗ですね」の話があんまり有名だから、気軽に月の綺麗さを共有したい時についつい留めてしまうようになった。

月は綺麗なのに。

 

20171003

 

耳の後ろの乾燥に毎年、年に数度は悩まされている気がしている。何がきっかけなのだろう。こすりすぎた?

一度乾燥するとしばらくそのままだが、ぼんやりしているので気付けばそのうちに治っており、そして忘れている。

 

これが進歩のない理由。忘れていたんでは対処法も何も分からない。

 

20171002

 

今日はチョコレートケーキの概念が変わった日でした。

 

チョコレートケーキはチョコレートケーキでも、カライブというのでしょうか。

カから始まるのは確かなのだけど、何故だかルルイエと一緒になってしまって、頭の中を探ってもカカイエと出てくる。

カライブなのかしら。表面はぴかぴか光沢があって、中がムースになっていて、というもの。それです。あと丸かった。

 

これを初めて口にした瞬間、それはチョコレートケーキに対する見識が上書きされた瞬間でした。物の見事にひっくり返った。「美味しい」しか言えなくなったし、事実10回以上「美味しい」と言ってしまった。

表面は非常に滑らかなチョコレートで、尚且つ中のムースが心地良い。

表面の抑えた甘さとムースの確かな甘みとが絶妙な甘美のハーモニーを繰り広げるその様は、弁が立つ身でなくともこう、語らずにはいられない。

普段、食べる時にハーモニーなんて言葉は使いませんし。ハーモニーだなんて、テレビの向こうでやってる食レポの話だと思ってた。でも違う、ハーモニーはあったんです。そうカライブに。

 

 

良いものを知った。辛いことは数あれど、これだからまだ、人生はやめられない。