20170309
モチベーションというとどこか前向きであるような世相を受けるけれども、決して前向きに限ったものではないよな。
たとえば「あの人みたいにはなりたくない」だとか、「がっかりされたくない」とか。そういったものも十分動機付けにはなる。どこか後ろ向きなニュアンスを受けるモチベーションというものもたしかに存在する。
前向きなモチベーションは高めるべき論が根強いように思うけれども、じゃあ後ろ向きなモチベーションはどうなのだろう。高めてもいいのだろうか。
後ろ向きなモチベーションが高まる度に心のどこかで自己嫌悪に陥ったりもするが、その自己嫌悪はどう捉えればいいのだろう。
書いていてよくわからなくなってきた。久しぶりに真面目なことに思い至ったというに勿体無い。
これまでを振り返ってみると、前向きなモチベーションよりもそういった後ろ向きなモチベーションの方が多かったかもしれない。もしもそれらを肯定できるのならば、きっとその度に嫌悪した自己も成仏するだろうに。