20160707
今日は七夕ですね。
そして、ソユーズ打ち上げが成功したようですね。
より星空や宇宙に思いを馳せる日となりました。
二回、宇宙に行ったことがあります。
勿論実際にではなくて、夢の中で、ですが。
10年近く前の夢なので余計に朧げだけれど、それでも忘れられない夢のうちの二つです。
そのうちの片方の話。こちらはその時覚えた感情が色濃かったので今でも割とくっきり思い出せます。
地球への帰還のために大気圏に突入するまでの場面。
突入前だというのにすごい振動やら何やらで、生きて帰れるかも分からなくて、その突きつけられた恐怖が現実かのように鮮明でした。
ふと窓の外を見ると、そこにはぽっかり丸い地球が浮かんでいて、その鮮やかさが息を飲むほどに綺麗だったのです。
その後、大気圏に突入し、酷い振動やら重力か何かとやらでしっちゃかめっちゃかの中、
「あぁ、こんなになるなら生きて帰れないかもしれない、もうみんなには会えないかもしれない」と挫けそうになりながら、それでも綺麗に浮かぶ地球を思い浮かべて、ぎゅっと目を瞑っていました。(現実では寝ているのにね)
死への恐怖と、地球の青の美しさのコントラストがあまりに印象的で、
そのために今もこうしてその短い場面を思い出すことができます。
あの時の感情は確かに本物で、胸を打った感動も確かにあったのだけれど、
何しろその出来事は現実にはない。
じゃあ果たしてその時の思いは現実ではなかったのかというと、いやでも確かに存在したはず。
夢は現実にはないとしても、夢の中の思いは確かにあった。
それなら思いの宿る心は現実にあるのでしょうか?心は夢・現実、どこにおいても現実にあるのでしょうか?
心は一体どこにあるのでしょうか。