20170507

 

今日は山の頂上へ行きました。山の頂といっても、登山したわけではなくほぼほぼ車で悠々登ったわけですが。観光名所なので、人がわんさかおりました。GWということもあって。

 

 

標高が高いので寒いだろうということは予め承知の上。上へ登るにつれ、雪の量も増えてきて、しまいには雪の壁と化すほど。

寒いのは見当がつきました。ついていましたとも。

 

ただ、それが強風による寒さだとは思わなんだ。

煽られてよろめくほどの風が、標高の高い山頂で吹けば、そりゃ非常に冷たいわけだ。痛くて寒くて訳が分からないし、一歩踏み出すにも一苦労。思考すら困難になりかけるほど。

建物内に逃げ込むと、最早そこは、すわ阿鼻叫喚か、という様相でした。人々の目から鼻から。凍える様から。

わたしもそのうちの一人として、目に砂か何か入った痛みで涙を流しながら歩いておりましたが、誰もすれ違う人の顔など見る余裕もなくただただ打ち震えるのみでした。かくいうわたしもまたその一人で。