20170317

 

今日は割によく歩いた。

ここんところ用事があって出歩く時でもなければ散策する機会もなく居たので、それが家の周りであっても久しぶりである。唯一ゴミ捨てルートだけは通っていたものの。

 

 

変わったもの、変わらないもの、それぞれ色々あるけれど、ふとしたところに昔を思い出す記憶の粒が漂っているような気がした。

手に掴めば、遠い日の思い出が瞼の裏に一筋蘇るような。

 

掴んだかと思ってもなかなか掴めない、そんなもどかしさの中で、

一瞬きらりと光ってはまたぼんやりとしてしまう記憶の粒は、あるようなないような、そんな淡い色をしていた。

 

 

 

そんなつもりないのにちょっと粋がった散文崩れになってしまった。

意味はあるようでなくて、思い出は薄く伸びてゆく。