ノスタルジックな匂い、デジャヴな風景、馴染みの音など、過去の一場面を思い出す時はいずれかの五感が刺激されることも多いかと思うんですが、
空気感って五感のうちの何にかなるのだろうか。
どこにも含まれないけれど確かに感覚としてあるなら、それは何の感覚に分類されるんだろう。
唐突に一瞬、過去の一場面の空気感が蘇って、その度何とも言えない気持ちになります。掴みたくても掴めないもどかしさのような、むず痒さのような。
これはこの先も続いていくのだろうか。
生きれば生きるほど、過去の堆積は多くなるから、それと比例してこの空気感の蘇りも増えていくのだろうか。