20160910
「今日が一番若い」という言葉を前にどこかで目にしました。そしてハッとさせられた。
事ある毎に思い出してはまたハッとするばかり。
自分自身を省みれば行動力のエンジンとなるこの言葉ですが、
家族や年の離れた知り合いのことを考えると、なんとも切ない気持ちになります。だって、年老いていく一方なんですもの。
時間は不可逆性で、前にしか進まない。
現在から等速で進んでいるはずだが、微細すぎて進んでいることに気付かない。
長い目で見て、変化を感じて、そこでようやく時間の進行に気付く。
振り返った時に絶望と後悔しかないよりかは、時間の進行を受け止め、その上でできることを考え、絶望と後悔に先手を打ってゆくことができたなら、
それはきっと時間の進行に対する反抗になり得る。
と思ったはいいものの、それを常に念頭に置いて行動できているか?といったら答えはノー。こうして後悔の種が育ってゆく。