20160612

 

海沿いに、黒い礼服に身を包んだおじいさんと、作務衣を着たお坊さんとが見えました。

 

おじいさんは杖で体を支えながら、そうしてようやく椅子に座りました。

お坊さんはおじいさんを気にかけた後、振り返ってしばらく海を眺めていました。

 

 

 

こんな風景が目に入って、

なんかこう、胸に一筋、何かが伝っていったような。

目にした時間は一分とありませんでしたが、それでも何かが心に残りました。

 

その何かが一体何なのか、何の感情に分類されるのかは自分でも分かっていません。

 

 

 

自分の感情のすべてを未だ把握出来かねている今現在。

 

未だに分からぬことばかり。