20160516
幸いなことに今日は痛みがひきました。
ぶり返さないといいな。
奥の方、なんか歯が生えてきている気がする。
気のせいなのでしょうか。
話は変わって昨日読んだ本。
- 作者: 筒井康隆
- 出版社/メーカー: 中央公論社
- 発売日: 1995/04/18
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 48回
- この商品を含むブログ (91件) を見る
一文字ずつ確かめながら読んだわけではないけど、まぁすごいな…って。
凡夫はつい、そんな月並みな言葉が口をついて出てしまう。
文字に制限がありながら、その制限を感じさせることなく話が進行しますから。
但し書きが無ければ、多分わたしなんかは途中までその制限に気づかないんじゃないかなぁ。
物語の中、主人公が小説家ならではのメタ発言なんかも出てきて、ニヤリとさせられるところもありました。
こないだの「ぼくらは都市を愛していた」といい今回読んだ「残像に口紅を」といい、
"現実は現実なりや?"といったところを考えさせられてばかりな気がする。
現実と虚構。虚構と現実。
現実は虚構?虚構は現実?
この作品、ワープロで書かれたらしいですが、
一体どのようにして書いたのか、とても気になるところ。
少しは"はてなぶろぐ"っぽくなってるでしょうか。えへへ。
【自分用メモ】
p.89、95