20160514
昨晩「殿、利息でござる!」の公開が今日からだと気付き、
更に14日は安く見れる日だというのを知って、
観に行かぬわけには参りませんでした。えぇ。
朝からキメてまいりましたよ、えぇ。
始まる前の、「超高速参勤交代リターンズ」(まさかのリターンして来るんですね)の予告でみんな笑ってて、
笑うところが同じだと、一気に芽生える連帯感。
あ、そうか、時代物とかコメディが好きな人が多いのかな、なんて思って。
見ながらふと考えだしたのですが、
好きな作品・観たい作品というのは勿論前提にあるけど、映画館に行く理由はそれだけじゃないようです。わたしの場合、ですが。
大きいスクリーン・迫力ある音質で見たい、とかもあるけど、それだけじゃなく。
空気感、一体感とでも言うのか、それを感じたくて。
みんなで一緒になって見たくて、映画館へ観に行く。
それが、わたしの映画館へ観に行く理由な気がしました。
笑いどころではクスって笑って、
泣かせどころでは皆しっとりして。
ハラハラシーンではみんなしてハッと息を飲んで、
ラストを迎えた後は余韻に浸りながらクレジットを眺める。伸びなんかしながら、ほぅっと息を吐き出しながら。
そんな一体感が好きで、
だから映画館が好きだったりする。
思い返してみると、コメディらしい映画ばかり映画館へ観に行っているのも、理由付けの補強になるかもしれない。
内容を真面目に斟酌したければ、部屋で一人で見た方が、集中して入り込める。
それでもそうしないのは、
みんなで思いを分かち合いたいから、みんなで一緒に見たいから、なのかもしれませんね。
友人と部屋で上映会して、ツッコミ入れながら笑いながら見るのが好きなのも、そういうことなのかもしれない。
…ところで、シネマシティではまだマッドマックスが上映されているそうですね。
既に借りて見たけど、
あれなら、ああいうのこそ、映画館で観たいものです。
みんなで一緒にヒャッハーしたい。一人で観るには興奮が過ぎる。
そう、楽しいことは
自分一人で楽しむよりも、
誰かと一緒に楽しみたいね。
この散文ラジオも、そういうものにしていきたいのです。